岡山県倉敷市の避難所2カ所へ、合計318枚の畳をお届けしました。
[ 2018年7月13日(金)]
兵庫県メンバーの皆さんで製作された畳を、西阿知にて受取りました。全国のメンバーから託された気持ちのこもった畳、318枚。倉敷市真備町の避難所、岡田小学校と薗小学校に本日、岡山メンバー16名でお届けさせていただきました。お届けするたびに、避難されている方々から「畳があって良かった」と言っていただいています。大したことはできませんが、地元畳店としてこういう時に地元のお役に立てることができて何よりだと思っています。製作してくれた広島県、兵庫県の仲間たち、そして日頃より各地で共に活動をしている全国の仲間達に感謝しています。まだまだ長引きそうですが、岡山メンバー全員で地元の皆さんと一緒にこの災害を乗り越えていきたいと思っています。
7月5日
夜深夜24時頃、酒津の氾濫待機水位が上昇。地元消防団員でもあるメンバーが高梁川の水位の確認にまわる。
7月6日
23:30アルミ工場の爆発による爆風で近隣の住宅に屋根や窓の被害が発生。7月7日メンバーの所属する倉敷市消防団は昨日13時に現地対策本部を設置して(正確には7/5夜中から活動開始)対応。
倉敷市内もほぼ冠水し、美観地区の倉敷川はじめ住宅の床下浸水やアンダーパスが通行止め。真備町は倉敷市玉島方面隊の管轄だが、小田川が決壊して広範囲の住宅が2階の床上まで浸水して多くの逃げ遅れた住民の救助活動が始まる。
同日
大西畳工業大西より笠岡市が200枚の畳を避難所に欲しいと要請をいただく。倉敷メンバーは救助活動と並行し、現状の把握を急ぐ。
7月8日
川辺地区辻田地区に急激に浸水が始まり被害が拡大する。
様々なエリアで通行不能の事態となる。
7月9日
市役所防災危機管理室に避難所に活動の打診に伺う。救助活動等で手が回らず、総務課の窓口での情報交流をお約束いただく。
<岡山県矢掛町を訪問> 利用期間は短くなると予想、その後の移設も打合せさせていただく。
<岡山県倉敷市を訪問> 長期化が予想されると判断。
同日、岡山市危機管理室を訪問、打合せ:現状では岡山市には必要無いが、被害の大きな倉敷市から避難者の受け入れ要請があれば連絡しますとの回答をいただく。
*兵庫県のメンバー(西播・東播・神戸市・阪神地区)に製作を発令。
*広島県メンバーに製作発令する。東から矢掛町に入れす、広島県も被害が大きいため、被災していないメンバーで製作を開始。
7月12日
翌日の第1便のお届けの為に通行許可証を受け取りに倉敷市役所へ向かう。
7月13日
9:00 西阿知萩原(株)へ318枚の畳が届く。兵庫からのメンバー2名が加わり搬入へ。
・岡田小学校 162枚
・薗小学校 156枚
<対応メンバー>石原、亀井、横佐古、猪木、森田、藤井、大西、磯崎、清水(鳥越、矢掛町待機)、藤田、池田、岡部、高村、赤木2名、古林、 佐々井(佐々井商店)、平田(平田商店)、三上(萩原(株))、スポンサー企業様3名
<移動運送搬入>大亀、前田
7月16日
前田、武内、有田広報、長澤さんの4名が調査と応援に倉敷へ入る。
17箇所の避難所をまわり、未協定の総社市に避難所のお届けについてのお話に行く。
調査の結果20日のお届けを決定する。
7月20日
鳥取県・兵庫県の畳合計100枚を被災地集積場所で岡山メンバーに引継。
大阪府・京都府の畳合計103枚を被災地集積場所で岡山メンバーに引継。
集積場所とさせていただいたハギハラ本社に、兵庫、大阪、京都、鳥取、岡山の制作分200枚が集まり搬入へ。
・昭和公民館 80枚
・清音公民館 33枚
・乙島小学校 20枚
・上成小学校 12枚
・倉敷健康福祉プラザ 5枚
7月24日
清音公民館 15枚追加でお届けする。
以降
避難者も減り、畳の再利用などメンバーが避難所をまわり、お届けした畳に問題がないか経過を巡回させていただく。
10月17日
総社市 昭和公民館 閉鎖。畳の再利用に関するご相談をいただく。






