熊本県人吉市の避難所2カ所へ、60枚の畳をお届けしました。

被災地に対しての動き

[ 2020年7月11日(土)]

2カ所の避難所にお届けしました。
市役所担当者様とも打合せをし、避難者数からソーシャルディスタンスを確保できると判断。畳を敷く際も一人につき1枚、2枚を島にして敷き、距離をとっていただく。 以下、熊本県人吉市の避難所に畳をお届けしたことを順次報告させていただきます。

7月4日
九州地区で情報交換。芦北、球磨、人吉の被害が大きい。水が引くまでは入れない。

7月5日
倉崎商店(熊本市)が現地状況確認へ。
人吉付近まで足を延ばしてみたが、道路状況が悪く入れる状態ではない。球磨には当分行けないと判断。
メンバーがそれぞれの自治体に連絡。 コロナ禍での活動についてメンバー間で話合う。
・避難所に入る前に自治体窓口と話合い了承を得てからの活動開始。
・被災地近隣メンバーによる巡回とする。(活動者名と行動の記録)
・「マスク」「検温」「手指消毒」
地元人吉市の清田畳店から人吉市市役所に説明、コロナ禍での活動の許可を得る。

7月8日
倉崎商店(熊本市)・岡部商事(八代市)が避難所巡回。
避難所2カ所に畳をお届けすることを決定。
大きく報道されている避難所は物資も十分に届いているようだった。

7月9日
里永畳店(宇城市)が芦北町の避難所を巡回。

10月20日
2カ所の避難所に新しい畳をお届けする。
・東小学校体育館
30枚:中西畳店(宮崎県北諸県郡三股町)、イマムラ(宮崎県宮崎市)、倉崎商店(熊本市)[3名]
・中原公民館
30枚:岡部商事(八代市)、イマムラ(宮崎県宮崎市)、倉崎商店(熊本市)[4名]
市役所担当者様とも打合せをし、避難者数からソーシャルディスタンスを確保できると判断。畳を敷く際も一人につき1枚、2枚を島にして敷き、距離をとってもらう。


【コロナ禍における私達の活動について】
当プロジェクトは、被災地に「畳」という物資を送り届けるものではなく、被災地(近隣)の畳店が、全国の畳店から集めた畳を、自治体のみなさまと連携して、適切なタイミングで適切な場所へ適切な設置を行うものです。これまでも多くの被災地・避難所で、自治体のみなさまの協力を得て活動してきました。 ただ、コロナ禍の避難所のあり方を考えると、当然ながら今までと全く同じように活動することはできません。新様式の避難所において当プロジェクトができることは何か、留意することは何か、を平常時より自治体や地域の皆様とも話し合っていきたいと思います、ご提案も含めよろしくお願いします。

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