令和8年熊本地震に伴う活動報告
この度の熊本地震で被害を受けられた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
以下、当プロジェクトの動きを時系列で報告していきます。
2026年7月29-30日
熊本県のメンバーが協定締結の自治体と状況を確認
7月28日の令和8年熊本地震発生以降、熊本のメンバーが協定を締結している自治体へ連絡し、避難所の開設状況、現地の被害状況などを確認、随時事務局と情報を共有。
2026年7月31日
自治体の許可を得て事務局も現地へ。
・被害状況や避難者数が刻々と変化し、自治体においても情報の把握や整理が追いついていない地域もあることが判明。自治体および関係者の許可を得たうえで、避難所の状況を直接確認するため、事務局の小川が8月1日に熊本へ向かうことを決定。
・熊本のメンバー、倉崎商店が宇城市の避難所へ訪問。宇城市のいぐさ農家の畑野さんからの連絡を受け、避難所になっている「小川防災拠点センター」へ。担当者と避難所の状況など話し合い、畳の要請。(宇城市内の避難所6ヶ所へ600枚)
・氷川町役場へ訪問。(前日にも連絡)
・事務局で協議の上、下記の地域の畳店メンバーへ畳製作開始を連絡。
山口県、広島県、島根県、鳥取県、岡山県、愛媛県、香川県、高知県、徳島県
*今回は、九州メンバーへの畳製作の要請は一旦見合わせています。
災害と災害による道路事情で九州全体で床の供給が混乱しているともお聞きしており、1枚であっても九州の問屋さんや畳店さんのお手間にならないにと思ってのことです。
8月1日
宇城市と、八代市の避難所からの要請で、下記の地域の畳店メンバーへ畳製作開始を連絡。
兵庫県、大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県
8月3日
熊本県宇城市・小野部田小学校の避難所へ畳100枚をお届けする。
広島県で製作した畳100枚を熊本県宇城市の小野部田小学校の避難所へお届けする。避難者の方々の増加により新たに開設された避難所へ。現地で市の担当の方と打ち合わせを行い搬入・お届け方法を確認。すでに避難生活を送られている方もいらっしゃった為、全面に畳を敷くことはせず、それぞれのスペースへ。避難所では刻々と変化する状況に合わせて避難所運営が進められており、避難されている皆さまの生活環境が少しでも良くなるように、ダンボールベッドやパーテーションなどとも組み合わせながらの畳の利用方法も担当の方にお伝えする。






八代市内の避難所7か所・鏡町エリア5か所を訪問し、必要な畳の枚数を確認。
熊本メンバーとともに八代市内の避難所7か所を訪問し、現地の状況を確認。その中で、日奈久小学校では、持参していた畳16枚をお渡しする。自治体・学校・町会が連携しながら避難所を運営されていた。現地の状況を確認した結果、追加の畳も必要と判断し、準備が整い次第、改めてお届けする予定。また、鏡町の避難所および鏡町エリア5か所についても確認を行い、合わせて75枚の畳が必要ということで、プロジェクト内で準備を進める。



8月5日
畳をお届けした小野部田小学校避難所を再訪し、利用状況を確認。
先日畳をお届けした小野部田小学校避難所を再訪し、利用状況を確認。
・畳を使用されている方々から「寝る時に体が痛くなくなった」「畳があるだけで落ち着く」という声をいただく
・膝を悪くされている女性からは、段ボールベッドでは体育館で使用していた体操マットが載せられず、体への負担を感じていたとのことで、プロジェクトの畳を数枚重ね、その上に体操マットを敷いてもらう。畳は床に敷くだけではなく、その方の身体の状態や避難所の環境に合わせて工夫できることを
・避難所管理の方からは、「畳は重いものだと思っていたので、誰も動かそうとしなかった」というお話があり、プロジェクト仕様の畳は約7kgで女性でも持ち運びしやすく、自由に移動したり組み合わせたりできることをご説明。
畳の集積・保管場所としてご協力いただいているイケヒコ八代支店と体制などの確認
畳の集積・保管場所としてご協力いただいているイケヒコ八代支店を訪問、今後の搬入スケジュールや受け入れ体制を確認。
八代市役所を訪問
八代市役所を訪問し、危機管理課や関係部署と情報共有を行った内容について、八代市長を含め庁内でご理解をいただき、活動へのご協力をいただけることに。
八代市内を中心に避難所を巡回
午後は八代市内を中心に避難所を巡回。第八中学校では正式に畳の受け入れ希望をいただき、避難者数や設置スペースを確認したうえで、後日お届けすることをお約束。その後も氷川町、氷川中学校、八代第二中学校、鏡小学校などを訪問。それぞれの避難所の状況や必要な枚数を確認。避難所ごとに環境や運営体制は異なるため、担当者の皆さまと相談しながら、一つひとつ進めています。

8月6日
畳をお届けした小野部田小学校避難所を再訪し、利用状況を確認。
宇土市役所、八代市の各担当者、避難所の皆さんと、今後の畳のお届けや支援活動について一つひとつ確認を重ねる。
山口・広島・岡山・兵庫、高知・徳島・愛媛・香川のメンバーが製作した畳が熊本に到着。

8月7日
八代市と宇土市の2か所の避難所へ畳をお届けする。
八代市第四中学校では、避難所の状況を確認し、担当者の方と相談して、必要とされる方へ一枚ずつ直接お届け。「やっぱり畳は落ち着きますね」「香りも安心します」そんな声もいただきました。
午後に訪れた宇土市の避難所では、事前確認から状況が変わっていたため、担当者の皆さんと一緒に現場を確認。動線や安全面も考えながら、その場に合わせて畳の配置を調整。
製作: 高知・愛媛・徳島・香川・広島のPJメンバー
受け取り 熊本・佐賀・福岡・徳島のPJメンバー






8月8日
八代市内の避難所を訪問。
八代市内の避難所を訪問し、これまで伺った場所の再確認と、新たな避難所での聞き取りを行いました。避難所によって、避難されている方の人数や生活環境、整備状況はそれぞれ異なります。時間の経過とともに状況も変わっています。そのため、畳が必要かどうかも一か所ずつ確認を。必要とされていればお届けする。今は必要でなければ届けない。すぐには判断できない場合は、必要になった時にご連絡いただく。その時々の避難所の状況に合わせて進めています。
本日は松高小学校からご要望をいただき、避難されている方の分に予備を加えた70枚の畳をお届けすることが決定。また、昨日畳をお届けした八代市立第四中学校では、残り数枚となっていることを確認。現在のところ追加の要望はありません。そのほかの避難所についても、担当の方に畳の大きさや軽さ、使い方などを実物を見ていただきながら説明し、必要になった際にはご連絡いただくこととしました。引き続き、状況の変化を確認しながら活動を進めていきます。

8月9/10日
これまで訪問した避難所を再訪。確認と調整を行う。
これまで訪問した避難所への再訪を中心に、担当の方への説明と確認、各所との連絡・調整を行いました。一度立ち止まり、これまでの説明や手順を改めて確認。それぞれの避難所の状況を聞きながら、一つひとつ整理を。
11日のお届けに向けて、配送ルートや到着時間、現地での受け入れなどを確認。
約束の畳を積んだ山口・広島便、兵庫から福岡を経由する便も、それぞれ熊本へ向かっています。
8月11日
日奈久地区で畳84枚、鏡町方面で畳75枚をお届けする。
受け取りや搬入のために地元熊本のメンバーを中心に、佐賀・長崎・岡山・福岡からも、メンバー・有志・サポート企業の皆様が集合し、徳島・山梨・東京の事務局メンバーも合流。山口・広島・徳島のメンバーが製作した畳171枚が熊本へ到着。
日奈久地区では84枚をお届け。日奈久小学校避難所では20枚を、避難されている方のところへ一枚一枚お届けする。そのほか日奈久コミセン30枚、校舎24枚、瑞穂保育園10枚。鏡町方面では、鏡コミセン・鏡小学校・鏡中学校・有佐小学校・文政小学校の5か所へ計75枚をお届けする。
宇城市の松橋東・松橋西の両防災拠点センターへそれぞれ畳50枚をお届けする。
宇城市では、兵庫県のメンバーが製作した畳が到着。松橋東・松橋西の両防災拠点センターへ、それぞれ50枚をお届けする。
畳を届けることがご迷惑にならないように、避難所では、避難されている人数はどうなのか、寝床はどうなっているのか、畳があれば本当に役に立つのかなど、本当に必要な場所と枚数を一つひとつ確認しています。




8月12日
八代市立第六中学校、松高小学校、八代支援学校の避難所に畳91枚をお届けする。
八代市内の避難所を訪問し、3か所へ合計91枚の畳をお届けする。
八代市立第六中学校へ18枚。うち2枚はその場で体育館に設置し、避難されている皆さんに使っていただけるよう、利用方法をまとめた資料もお渡し。
松高小学校へは70枚をお届け。うち12枚をテレビのある休憩スペース前に敷き、身体や足を伸ばして過ごせる場所として整える。
その後、麦島小学校・麦島コミュニティセンター、植柳小学校・植柳コミュニティセンター、八代支援学校を訪問。現在の避難所の状況を確認し、八代支援学校には共有スペース用として3枚をお届けする。
すでにマットなどが届き、現時点では畳を必要としていない避難所も。そうした場所には資料をお渡しし、「状況が変わった時にはご連絡ください」とお伝えしています。





8月13日
宇城市・松橋東防災拠点センターへ追加の畳70枚をお届けする。
宇城市・松橋東防災拠点センターへ、追加のご要望をいただいた畳70枚をお届けしました。すでにお届けした畳を使われた方からは、「寝返りがしやすくなった」「い草の香りで落ち着いた」「安心して寝られた」という声も伺いました。
その後、宇城市内の施設へ30枚をお届け。今後の避難所再編・集約に備え、必要な場所へ移設される予定です。
午後は八代市内の避難所を訪問。
千丁コミセン、パトリア千丁へ必要な畳をお届けし、龍峯コミセンでは実際に畳を見て、持って、試していただきました。「この軽さなら使いやすい」「段ボールの上に置いたら寝心地が良かね」との声をいただき、14日に16枚をお届けします。



8月14日
八代市・龍峯コミセンへ畳16枚、代陽コミセンへ畳36枚、八代市立第一中学校へ畳10枚をお届けする。
八代市・龍峯コミセンへ16枚をお届けする。こちらでは、使用から約2週間が経った段ボールベッドの一部に、目で見ても分かるほどの凹みが出ている所も。実際に使われている環境を確認しながら、畳を活用していただきます。
続いて代陽コミセンへ36枚のお届け。今後の避難所再編などに備え、必要な際に使えるよう保管していただきました。
その後、八代市立第一中学校へ10枚をお届け。休憩スペースや、段ボールベッドの上など、それぞれの状況に合わせて使っていただいています。





8月15日
八代市役所・宇城市役所を訪問。
八代市役所を訪問。災害対策本部へこれまでの畳のお届け状況をまとめた活動報告をお渡し。その後は宇城市役所を訪問。今後の避難所の閉鎖・再編・集約、学校再開に向けた動きなどを確認しました。現地は、発災直後の初動から次の段階へ移りつつあります。避難生活の長期化を見据えた動きも始まっています。状況が変われば必要とされることも変わります。現地の声を聞き、その時に必要な動きができるような活動を続けます。


*プロジェクトのFacebookアカウントでも最新の活動状況を報告しております。


