時代に逆らい我が町を自慢する、そんな七尾市民。

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時代に逆らい我が町を自慢する。そんな七尾市民がやっぱり大好きだ。

パパーごめーん!
今日は何もなかったから刺身にしたよー!
それが私の住む七尾の日常だ。

一歩外に出ると、やっぱり七尾の方が魚は美味いと言い出す。
行く先々の食を楽しめばいいのに他所と比べる困った習性がある(笑)。

祭りもそうだ。
七尾には日本一のデカ山(青柏祭)や石崎奉燈祭(いしさきほうとうさい)など全国でも珍しいスケールの大きい祭りがたくさんある。

秋になると、今度は小さな集落の秋祭りが始まる。毎週どこかで祭囃子が聞こえてくる。その小さな集落でさえもオラが町の祭りが一番だと思っている(笑)。

本当に困った習性だが、祭りも食も全てはみんなを笑顔にする装置だと思 っている。今は他人と比べなくていいと言う現代だが、時代に逆らい我が町を自慢する。そんな七尾市民がやっぱり私は大好きだ。

(松本隆)