子供の頃からよく泳いだ多摩川の流れ、新緑の色はなんとも言えません。

47都道府県, 東京

機織りの街、そして山と川に恵まれて自然が豊かな青梅。

昔から青梅街道の宿場町であり、一時は織物の街としても賑わいを見せていました。
一世代前にはあちらこちらにノコギリ屋根の機織り工場がありました。その時代は【ガチャ万】という言葉があって、ガチャと織機が動くと一万円儲かるという栄華の表現がありました。近場の町から織工として若い女性達が宿舎暮らしをしていたのを覚えています。今は織機が動いているのは2軒ほどでしょうか。

地元を大切にしていきたいという思いから青梅ブルーという活動に参加し、当社創業100年を記念した畳縁(タタミヘリ)も製作しました。藍色の無地縁と青梅縞の2種類の生地に似せた畳縁です。

”東京”のイメージとは掛け離れているかと思いますが、山と川に恵まれて自然が豊か。子供の頃から夏になるとよく泳いだ多摩川の流れ、新緑の色はなんとも言えません。御岳山と、その宿坊、2月には青梅マラソン、5月には青梅大祭もあります。近年では日本一の暑い地域として紹介されることもあります。沢山あり過ぎて、とにかく青梅は魅力でいっぱい。

(橋本畳店 橋本守雄)